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011鳥取地震の犠牲者1 震災死亡者の確認 

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 011  鳥取地震の犠牲者1  震災死亡者の確認     鳥取地震の犠牲者の数は、1,210人(鳥取   県震災小誌)、1,083人(東京帝国大学地震研究所彙報)などまちまちであり、犠牲者を一人ずつ確認し、死亡者名簿を作成する作業が未だなされていない。当時の日本海新聞、朝日新聞、毎日新聞に掲載された震災死亡者名簿をもとに県立公文書館に保存されている公文書などと照らし合わせながら確認作業を続ける予定である。遺族など当時を知る人々が高齢になる中、どこまで確認作業が進むか、わからないが、何らかの報告を行いたい。 (はなか) 図1 1943年9月15日付日本海新聞

010鳥取地震の資料4 地震研究所彙報(1944~1947年 東京帝国大学)

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  010鳥取地震の資料4    地震研究所彙報( 194 4~1947年 東京帝国大学) 図 鳥取地震調査日程・調査地一覧 (東京帝国大学地震研究所彙報)   東京帝国大学「地震研究所彙報」に、鳥取地震について 10 編の論文が報告されている。 C1  昭和18年3月4日鳥取地震調査報告 (表一郎  1944 年) C2  鹿野・吉岡断層とその付近の地質 (津屋弘達  1945 年) C3  鳥取地震余震観測概報(表一郎  1945 年) C4   微動計による鳥取余震の観測(概報)   (水上武  1945 年) C5  鹿野・吉岡断層及びその地震後の変動の精   密水準測量によ る観測( 宮村摂三 1945 年) C 6 鳥取大地震の時の狛犬の運動   (松澤武雄  1945 年) C7  断層の動きと地表傾斜変化の観測  (萩原尊禮  1945 年) C8  鹿野断層付近に於ける地電位差変化  (永田武  1945 年) C9  鳥取地方震災復旧一等水準測量成果( 陸地測量部  1945 年) C10  昭和18年9月10日鳥取地震の被害( 岸上冬彦 1947 年)                                                          (はなか)

009 鳥取地震の資料3 鳥取地震概報

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009鳥取地震の資料 3   鳥取地震概報( 1943 年 中央気象台) 図1 鳥取地震概報表紙 図2 鳥取地震概報目次  1943 年9月10日の 鳥取地震について、直後に中央気象台は、10編の調査報告を行っている。 B 1 昭和18年3月4,5日の2回の鳥取地震概報(本間寧  1943 年) B2  9月10日鳥取地震概況(井上宇胤  1943 年) B3  地震断層に関する報告(平野烈介  1943 年) B4  海岸付近及び断層付近の調査 概報(本間正作  1943 年) B5  昭和18年9月10日の強震被害調査概報(岡山測候所 原真一  1943 年)  B6   鳥取地震踏査概報(坂岸昇吉  1943 年) B7  昭和18年9月10日の強震被害調査概報(鷺坂清信  1943 年) B8  鳥取地震踏査報告(高木聖  1943 年) B9  昭和18年3月4,5日の鳥取市付近の地震の余震(鷺坂清信  1943 年) B10  鳥取地方地震に伴う断層の磁気的調査(湯村哲男  1943 年)    (はなか)